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イブン・ガビロール Ibn Gabirol

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世界大百科事典 第2版の解説

イブン・ガビロール【Ibn Gabirol】

1021ころ‐58ころ
アンダルスマラガに生まれ,バレンシアで没したユダヤ系の詩人,哲学者。ヘブライSolomon ben Judah,ラテン名アビケブロンAvicebronまたはアベンケブロルAvencebrolヘブライ語で書かれた多くの詩,アラビア語の道徳書があるが,最も重要な著作は対話形式でつづられた長い形而上学的論考である。この書のアラビア語原著は散逸しており,部分的な引用が残されているばかりである。ただし12世紀にトレドの翻訳家ヨハネスが,ドミニクス・グンディッサリヌスDominicus Gundissalinusの助力をえて《生命の泉》という題でラテン語訳を行っている。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のイブン・ガビロールの言及

【ユダヤ哲学】より

…次に重要なことは,ユダヤ人がイスラム哲学を通して再びギリシア哲学(アラブ化した)を学ぶ機会が与えられ,その援用によってユダヤ教の哲学的強化をはかったことである。新プラトン主義をユダヤ教に取り入れた学者はイサク・ベン・ソロモン・イスラエリIsaac ben Solomon Israeli(850ころ‐950ころ),イブン・ガビロール(彼はまたアビケブロンの名で知られ,キリスト教徒といわれていた)などである。他方アリストテレス主義を取り入れた学者としてはイブン・ダウドAbraham ibn Daud(1180没),マイモニデス,レビ・ベン・ゲルソンLevi ben Gerson(ゲルソニデスGersonides。…

※「イブン・ガビロール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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