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イングリッシュ・ホルン(コーラングレ)[En-glish horn / corno Inglese(仏) / E.Hrn] イングリッシュホルン

音楽用語ダスの解説

イングリッシュ・ホルン(コーラングレ)[En-glish horn / corno Inglese(仏) / E.Hrn]

イングリッシュ・ホルンは、コーラングレCor Anglais)とも呼ばれ、オーボエよりも5度低い移調楽器。つまり、楽譜上のCの音は、5度低いFの音となって発音される。オーボエの同族楽器だが、音域が低い分、管が長く、また、ベル(あさがお)が、球状にふくらんでいる点が異なっている。17世紀頃、ショームから生まれたといわれ、オーボエ・ダ・カッチャ(狩りのオーボエ)と呼ばれたこともあった。18世紀には、一般に曲がった管で、中にはオーボエのようなベルをもつものもあったが、19世紀に、直管と球状ベルに定着した。19世紀中頃から、大編成の管弦楽にはしばしば用いられるようになった。ベルリオーズの「幻想交響曲」の第3楽章では、イングリッシュ・ホルンとオーボエによる羊飼いの笛の対話に始まる。また、フランクの「交響曲ニ短調」の第2楽章のゆるやかな旋律を、この楽器が柔らかく歌い上げている。そのほか、ベルリオーズの「ローマの謝肉祭」序曲、ロッシーニの「ウィリアム・テル」序曲、ドボルザークの交響曲「新世界より」でも、イングリッシュ・ホルンの独奏が聴かれ、親しまれている。

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