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オーボエ オーボエ oboe

翻訳|oboe

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オーボエ
オーボエ
oboe

管楽器の一種。ダブル・リード木管楽器。管長約 70cmで,円錐管。今日のオーケストラでは木管楽器群の重要楽器で,高音部を受持つ。ダブルリードの楽器は全世界に古くから存在するが,直接の前身はショームシャルマイシャリュモーであるとされている。

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デジタル大辞泉の解説

オーボエ(〈イタリア〉oboe)

木管楽器の一。リードを2枚もつ縦笛。歌うような旋律に適し、合奏では高音部を受け持つ。オーボー。

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百科事典マイペディアの解説

オーボエ

高音域の木管楽器。ダブル・リードがついた円錐(えんすい)管が特徴。ルネサンス時代に愛用されたダブル・リード属から発展したもので,バロック時代以降表現力の高い木管楽器として独奏・合奏に用いられ,管弦楽に常席を占める楽器となった。
→関連項目管楽器管弦楽ズルナスルナイピリ

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世界大百科事典 第2版の解説

オーボエ【oboe】

ダブル・リード(複簧)の円錐管木管楽器。オーボー,オーボアともいう。フランス語のオー(高い)とボア(木)に由来し,高音の木管楽器を意味する。民族音楽等に関しては,ダブル・リード楽器の総称として用いることがある。ダブル・リードの木管楽器は古くから世界に数多く分布しており,ギリシアローマ時代のアウロス北アフリカガイタ西アジアスルナイチャルメラなどがある。これらは管の内部に装着されたリードに息を吹き込んで鳴らすか,リード全体を口の中に入れてしまうものがほとんどであった。

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大辞林 第三版の解説

オーボエ【oboe】

リードが二枚の木管楽器。普通は木製で、管の長さは約70センチメートル。音域は変ロ音を基音として二オクターブ半にわたり、音色は繊細・典雅な趣をもつ。オーボー。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オーボエ
おーぼえ
oboe

円錐(えんすい)管の上端にダブルリードを取り付けた気鳴楽器の一種。語源はフランス語のhaut(高い)とbois(木)をあわせたhautbois(高音の木管楽器)であるとされ、この語は15世紀末から用いられた。いわゆるオーケストラのオーボエは、通常木製で管長約70センチメートル。リードは葦(あし)製で、奏者自身が製作くふうする。管長は一定で、リードの差込み加減だけで音高を微調整するので、木管楽器のなかでもっとも音律を変えにくく、合奏の際は他の楽器がオーボエにあわせる。移調楽器ではなく、基音はC4、つまりC管で記譜と実音が一致する。音域はB♭3からG6。指で管孔を開閉するキー装置は、初期には2、3にすぎなかったが、19世紀に現在の原型が整えられた。オーボエの前身楽器としては、12世紀に近東からヨーロッパに入り、ルネサンス期を通じて発達したショームshawmがあげられる。そのなかで比較的高音のものが17世紀ごろオーボアとよばれるようになり、これに対してのちにつくられた低音のもの(grobois)は、コーラングレやファゴットなどの先祖となった。オーボエは初期の16、17世紀には舞踊の伴奏に用いられていたが、その後、音の持続性や鋭いが深みのある音色が買われて、オペラや室内楽、オーケストラなどで重要な地位を占める楽器となった。
 オーボエは広義にはダブルリードの木管楽器の総称として用いられ、そこにはヨーロッパのオーボエの前身だけでなく、世界に古くからあるさまざまなショームも含まれる。古代ギリシアのアウロスを筆頭に、トルコのズルナ、インドのシャーナーイ、チベットのリャリン、ソルナー、中国のソーナー(吶)、タイのピー・ナイ、東アジアの篳篥(ひちりき)、チャルメラなどがある。これらは歴史的に関連性をもっており、たいていアンサンブルのなかで主旋律を受け持つ主要楽器となっている。[川口明子]

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世界大百科事典内のオーボエの言及

【管楽器】より

…管の中の空気(空気柱)に外部から気流(ふつうは奏者の呼気)を作用させて楽音を作る楽器の総称。気流の作用を受ける方式には,(1)管壁に小孔をあけ,側縁に気流を当てる(フルート),(2)管の入口に振動体をしかける(オーボエ,クラリネット),(3)管の入口に唇を当て,振動体として機能させる(トランペット)がある。(2)の場合の振動体は,適当な弾力のあるリードと呼ばれる薄片で,シングル・リード,ダブル・リードなどの別がある。…

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