ショーム(英語表記)shawm

翻訳|shawm

デジタル大辞泉 「ショーム」の意味・読み・例文・類語

ショーム(shawm)

12~17世紀のヨーロッパで用いられた木管楽器一種ダブルリードを有し、近東スルナーイなどを起源とする。シャルマイ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ショーム」の意味・わかりやすい解説

ショーム
shawm

12世紀頃近東から移入され,13~17世紀にかけて,広くヨーロッパで用いられたダブルリードの木管楽器。円錐形直管で7つの指孔を有する。高音から低音までさまざまの種類があり,ドイツでは低音楽器を特にポンマーと呼んでいた。シャルマイ,カラムス,シャリュモーともいわれ,ポルトガルチャルメラもこの一種である。オーボエファゴットなどはこの後継とみなされている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「ショーム」の解説

ショーム

《Chaumes》フランスのベアルヌ地方で生産されるチーズ。形は円盤型。セミ・ハードタイプ。フランスの代表的チーズメーカー「ショーム」社の看板商品。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android