インドゾウ

世界大百科事典 第2版の解説

インドゾウ【Asiatic elephant】

長鼻目ゾウ科(イラスト)。アジアゾウともいう。インド,アッサム,ミャンマーマレーシアスマトラスリランカに分布し,平地から山岳地帯までの草原,雨林,乾燥した森林など,多様な環境に生息する。体長5.5~6.4m,尾長1.2~1.5m,肩高2.5~3m,体重は5tに達する。体色灰褐色から褐色。アフリカゾウに比べて耳が小さい。前足は5指,後足は4指,ときに5指である。先端の上部に指状の突起をもつ長い鼻は,食物や水を採取して口に運んだり,身づくろいをする際に使われる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

インドゾウ
いんどぞう

哺乳(ほにゅう)綱長鼻目ゾウ科アジアゾウ属アジアゾウの1亜種。アジアゾウ属全体をインドゾウとよぶ場合が多いが、これは正確ではない。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のインドゾウの言及

【ゾウ(象)】より

…アフリカゾウ属Loxodonta(アフリカゾウ(イラスト)など),ナウマンゾウ属Palaeoloxodon(ナウマンゾウ,ナルバダゾウなど。ときに前属の異名とされる),アジアゾウ属Elephas(インドゾウ(イラスト),セレベスゾウなど),マンモス属Mammuthus(マンモス,テイオウマンモスなど)の4属があり,アフリカゾウ(マルミミゾウを含む)とアジアゾウだけが現生する。ゾウ亜科は中新世に現れたステゴドン科からアフリカで分かれ出たものと考えられ,鮮新世に姿を現している。…

※「インドゾウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

ABM

弾道ミサイル迎撃ミサイル。大陸間弾道ミサイルICBMや潜水艦発射弾道ミサイルSLBMを早期に発見・識別し,これを撃破するミサイル。大気圏外で迎撃するものと,おとりなどの識別が可能となる大気圏内で迎撃す...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

インドゾウの関連情報