アジアゾウ(読み)あじあぞう(英語表記)Asian elephant

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アジアゾウ」の意味・わかりやすい解説

アジアゾウ
あじあぞう
Asian elephant
[学] Elephas maximus

哺乳(ほにゅう)綱長鼻目ゾウ科の動物体長5.5~6.4メートル、体高2.5~3メートル、体重4000~5000キログラム。インドスリランカミャンマースマトラ島、ボルネオ島北部の森林にすむ。

[齋藤 勝]


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アジアゾウ」の意味・わかりやすい解説

アジアゾウ
Elephas maximus; Asian elephant

長鼻目ゾウ科。体長 5.5~6.4m (鼻を含む) ,体高 2.5~3m,体重約 5t。アフリカゾウより体は丸みを帯び,耳は小さい。鼻の先に指状突起が1本ある。雌の牙はあまり伸びない。 30頭ぐらいの群れをつくるが,リーダーは雌のことが多い。草,木の葉,果実などを食べる。妊娠期間は約 21ヵ月。新生児は体重約 90kg,肩高約 1m。インドゾウ,セイロンゾウ,マレーゾウ,スマトラゾウの4亜種が知られている。

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