共同通信ニュース用語解説 「アフリカゾウ」の解説
アフリカゾウ
陸上で最大の動物で、サハラ砂漠以南のアフリカ大陸に広く分布。国際自然保護連合(IUCN)の絶滅危惧種リスト(レッドリスト)に記載される。象牙目当ての密猟や森林伐採による生息地の減少が要因という。ワシントン条約は1990年、象牙の国際取引を原則禁止。密猟を誘発するとしてほとんどの国が国内取引の禁止にかじを切る中、日本は国内取引を容認している。
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陸上で最大の動物で、サハラ砂漠以南のアフリカ大陸に広く分布。国際自然保護連合(IUCN)の絶滅危惧種リスト(レッドリスト)に記載される。象牙目当ての密猟や森林伐採による生息地の減少が要因という。ワシントン条約は1990年、象牙の国際取引を原則禁止。密猟を誘発するとしてほとんどの国が国内取引の禁止にかじを切る中、日本は国内取引を容認している。
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長鼻目ゾウ科の哺乳類。地上生動物としては最大。肩高3~4m,体重5~7.5tに達する。インド(アジア)ゾウと異なり,雌雄ともに牙がよく発達している。アフリカ中部,東部および南部のサバンナ,渓谷,低木林,森林などに生息する。特徴的な長い鼻の先端部には指のような上下二つの突出部があり,食物など比較的細かなものを巧みに操作できる。また,インドゾウに比べはるかに大きな耳介は,体温調節のための放熱器の役割も果たしている。年をとった雌に率いられるさまざまな年齢の雌と若雄10~20頭からなる群れで生活する。群れは相互扶助的で,傷ついたゾウや母親を失った幼いゾウをよく守る。雄は単独または小群で過ごす。夜間横になって2~3時間眠るのと,日中木陰で短時間休息する以外は,ほとんどの時間食物を求めて移動する。食事の際には鼻で枝を折り,草を引き抜き,果実をもいで,それらを口に運ぶ。水浴,泥浴を好む。鼻で吸い込み,口に注ぐ方法で多量の水を飲む。50年から70年の生存期間中,雌は4~5回,1産1子を生む。群れは子が群れとともに歩けるようになるまで(ふつう2日間)待っている。人を除くと天敵はほとんどいない。
→ゾウ
執筆者:今泉 吉晴
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
哺乳(ほにゅう)綱長鼻目ゾウ科の動物。サハラ砂漠以南のアフリカに分布する。体長6~7.5メートル、体重5800~7000キログラムもある地上最大の動物。耳が大きく、鼻の先端の指状突起が2個ある。
[齋藤 勝]
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