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インド参事会 インドさんじかいIndian Council

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

インド参事会
インドさんじかい
Indian Council

イギリスのインド植民地において,総督のもとの立法,行政の最高機関。 1773年ノースの規制法により,ベンガル総督のもとに設置されたことに始る。 1833年には立法上の審議,決議の際にのみ加わる法律委員を含め,53年には立法のための委員を増員して立法参事会と一般行政のための行政参事会とに分化した。 61年には立法参事会のメンバーを増員し,イギリス国王の直轄支配後はメンバーの構成も半数を非官吏とし,インド人も参加させた。以後参事会の改正法により権限と構成に多少の修正,拡大が行われたが,1909年のモーリー=ミントー改革といわれる参事会法では,立法委員の構成人員と権限の大幅な拡大が行われ,また選出方法も選挙制度を採用した。しかし各種の利害関係や宗教団体別の組合せによる複雑な間接制限選挙であった。さらにイスラム教徒に有利な選挙制度で,インド人の分裂,内部対立を策したものであった。 35年に廃止。上述の参事会以外に,1858年イギリス本国のインド担当国務大臣のもとにインド評議会 Council of Indiaがおかれた。

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