インド諸語(読み)インドしょご(英語表記)Indian languages

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「インド諸語」の意味・わかりやすい解説

インド諸語
インドしょご
Indian languages

インド亜大陸に行われる言語の総称インド=ヨーロッパ語族インド=イラン語派に属するものと,ドラビダ語族に属するものとで大部分を占めるが,ほかに,ムンダ語族に属する言語や,チベット=ビルマ語族に属する言語があり,ブルシャスキー語のように系統不明のものもある。インド共和国では特に,諸言語間の抗争が社会問題になり,インド憲法は,ヒンディー語を公用語として認めるほかに,ウルドゥー語,パンジャブ語,ベンガル語マラーティー語オリヤ語グジャラート語アッサム語カシミール語テルグ語タミル語カンナダ語マラヤーラム語,およびサンスクリット語を主要言語としてあげている。さらに,英語も現在なお公用語として認められている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android