パンジャブ語(読み)パンジャブご

精選版 日本国語大辞典 「パンジャブ語」の意味・読み・例文・類語

パンジャブ‐ご【パンジャブ語】

  1. 〘 名詞 〙 インド‐ヨーロッパ語族インド語派に属する、近代インド‐アーリア諸語一つ。主にインドのパンジャブ州パキスタンで話される。パキスタンの国語ウルドゥー語であるが、国民の八割以上の母語はパンジャブ語である。インドではシク教経典にも用いられているインド系文字グルムキー文字で書かれ、パキスタンではペルシャ文字で書かれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パンジャブ語」の意味・わかりやすい解説

パンジャブ語
パンジャブご
Panjabi language

インドのパンジャブ地方中部,およびパキスタン,中東を含め約 6500万人の話し手をもつ言語インド=ヨーロッパ語族インド=アーリア語派に属する。西部の方言ほど,ラーンダ語に近くなっている。主として,グルムキー Gurmukhīと呼ばれるナーガリー文字系の文字で書かれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android