イーマニー山(読み)イーマニーサン(その他表記)Nevado del Illimani

日本大百科全書(ニッポニカ) 「イーマニー山」の意味・わかりやすい解説

イーマニー山
いーまにーさん
Nevado del Illimani

南アメリカボリビアアンデス山脈高峰アルティプラノ高原東方を限るレアル山脈コルディエラ・オリエンタル山脈の一部)の南東部にそびえる。その西麓(せいろく)と南麓には、アマゾン川水系のラ・パス川の深い谷が巡っている。標高の詳細は不定で、6402メートル、6462メートルあるいは6882メートルともいわれている。ラ・パス市の南東約40キロメートルに位置し、同市からの雪峰の眺めが美しい。第三紀中新世の花崗(かこう)岩体よりなる。

[松本栄次]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android