20世紀西洋人名事典 「ウィリアム・C.ボイド」の解説
ウィリアム・C. ボイド
William Clouser Boyd
1903.3.4 - 1983.2.19
米国の生化学者。
インディアナ州ディアボン生まれ。
1968年までボストン大学医学部に40年間勤務する。1930年から夫人のLyleと共に民族の血液型調査のために各地を旅行し、’56年人類を13のグループに分類した。特に初期のヨーロッパ人にRhマイナスが非常に多く、西ピレネー山脈のバスク人に受け継がれていること等を発見して、血液型分布による人類の移動の裏づけを試みた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報