ウバンギ・シャリ(読み)うばんぎしゃり

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ウバンギ・シャリ
うばんぎしゃり
Oubangui-Chari

アフリカ中部、中央アフリカ共和国の旧称。コンゴ民主共和国(旧ザイール)との国境にウバンギ川が西流し、北部にはチャド湖へ注ぐシャリ川が流れるためこの名がある。1910年にフランス領赤道アフリカとなった際はウバンギ・シャリ・チャドとよばれていたが、20年のチャドの分離によりウバンギ・シャリとなり、60年中央アフリカ共和国として独立。

[堀 信行]

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世界大百科事典内のウバンギ・シャリの言及

【中央アフリカ】より

…正式名称=中央アフリカ共和国République Centrafricaine面積=62万2984km2人口(1996)=327万人首都=バンギBangui(日本との時差=-8時間)主要言語=サンゴ語,フランス語通貨=CFA(中部アフリカ金融協力体)フランFranc de la Coopération Financière en Afrique Centrale中部アフリカ地域の中央部に位置する内陸国。フランス植民地時代はこの地域を流れる二つの川の名をとってウバンギ・シャリOubangui‐Chariと呼ばれていたが,1958年の自治共和国移行に際して現在の国名が採用された。この国名は,建国の父ボガンダBarthélemy Boganda(1910‐59)(独立の前年に事故死)が抱いていた,旧フランス領赤道アフリカを主たる構成部分とする〈中央アフリカ合衆国〉建設の理想にちなんだものといわれる。…

【バンギ】より

…カメルーン,チャドに通じる道路や通信の中心でもある。ウバンギ川をさかのぼってきたフランスによって1889年に建設された都市で,のちにウバンギ・シャリと呼ばれるフランスの植民地の中心となった。1960年に中央アフリカとして独立してからもフランス軍が駐留した。…

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出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報