コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ウースター磁器 ウースターじきWorcester porcelain

2件 の用語解説(ウースター磁器の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ウースター磁器
ウースターじき
Worcester porcelain

イギリス,イングランド西部のウースター窯で,1748年から作られている軟質磁器。 48年ベンジャミン・ルンドがブリストルに開窯,52年ウースターに移窯し,1862年ウースター王立磁器会社となった。伊万里風の梅花,菊,魚などを描いたり,マイセン風の花鳥を描いた東洋趣味のものが多かったが,18世紀末から 19世紀初頭にかけては多種多彩なロココ風の磁器が作られた。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ウースターじき【ウースター磁器 Worcester porcelain】

イギリスの磁器窯の一つ。1751年,化学者ジョンウォールがウースター市内で開窯したもの。素地はコーンウォールに豊富に産するソープロック(凍石)を用いた軟質soft paste磁器。初期の装飾様式は日本の柿右衛門手や伊万里磁器を自由にまねた,〈ウースター・ジャパン〉と呼ばれたものが知られるが,1760年以降はセーブルやマイセンの影響を受けたロココ風の優雅な人物や田園風景のものが顕著となり,さらにその世紀末から19世紀初頭にかけては,その時代の趣味を反映して,新古典的な人物の置物や部分的に金彩を縁どりした端正な磁器が多量に製作された。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

エンゲルの法則

家計の総消費支出に占める飲食費の割合 (エンゲル係数 Engel coefficientと呼ぶ) は,所得水準が高く,したがって総消費支出が大きいほど低下するというもの。エンゲル係数は国民の消費生活面...

続きを読む

コトバンク for iPhone