ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブリストル」の意味・わかりやすい解説
ブリストル
Bristol
ブリストル(伯・侯家)
ブリストル[はく・こうけ]
Bristol, Earls and Marquesses of
ブリストル(伯)
ブリストル[はく]
Bristol, George Digby, 2nd Earl of
[没]1677.3.20. ロンドン
イギリス,清教徒革命期における国王派貴族。初代伯の長男。 1640年下院議員となり,当初は J.ピムらの議会派に属したが,国教会根絶法案には反対。翌年国王顧問となり,五議員事件を王にすすめ失敗,議会の弾劾を受けて一時亡命。ほどなく帰国し,清教徒革命には国王軍の北部軍司令官になったが,45年敗れ,アイルランドを経てフランスに亡命。 58年旧教に改宗。王政復古後帰国したが,旧教徒のゆえに官職につけず,クラレンドン (伯)と対立して一時宮廷を追われ,67年復帰した。
ブリストル(伯)
ブリストル[はく]
Bristol, John Digby, 1st Earl of
[没]1653.1.16. パリ
イギリスの外交官,政治家。 1611年以降スペイン大使,22年ブリストル伯爵。皇太子チャールズ (のちのチャールズ1世 ) とスペイン王女との結婚の企てが不調に終ったとき,初代バッキンガム (公)の怒りを買い,やがて王位についたチャールズのため,ロンドン塔に投獄されたが,貴族たちの支持で釈放,復位。「権利請願」では妥協不成立後,王に承認をすすめた。一時引退したのち,39年政界に復帰し,王と議会の対立緩和に努めたが,議会派からは国王側近として嫌われ,42年再度投獄。 44年国外退去を命じられて,以後亡命生活を続けパリで死亡。
ブリストル
Bristol
ブリストル
Bristol
ブリストル
Bristol, Mark Lambart
[没]1939. ワシントンD.C.
アメリカの海軍軍人,外交官。アメリカ=スペイン戦争中サンチアゴの戦いで『テキサス』号に乗り活躍。海軍の近代的砲術,水雷,航空術の発展に寄与。イギリス,ベルギー,トルコなどで外交官としても活躍した。
ブリストル
Bristol
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