コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

エチオナミド えちおなみど

1件 の用語解説(エチオナミドの意味・用語解説を検索)

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エチオナミド
えちおなみど
ethionamide

抗結核薬。抗結核菌作用はイソニアジドよりも弱いが、イソニアジド耐性菌に有効である。副作用としては食欲不振、悪心(おしん)、嘔吐(おうと)などの胃障害が主で、重大なものとして、劇症肝炎、急性肝炎など重篤な肝障害が現れることがある。1日0.3グラムから始めて漸増し、0.5~0.7グラムを1~3回に分服する。なお、坐薬(ざやく)もあったが、やはり副作用として胃障害がみられた。[幸保文治]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のエチオナミドの言及

【肺結核】より

…日本ではこの三つの薬の長期間(2年以上)併用が標準化学療法として行われ,肺切除術の安全性も非常に高まったため,かつて〈気胸と成形〉を主とした肺結核治療は,〈化学療法と肺切除〉を主とした様相を呈するに至り,結核死亡率は著しい減少を示した。その後ピラジナミド,エチオナミド,カナマイシン,エタンブトールなどが相次いで開発され,これに続いて66年,イソニアジドと同等の殺菌力をもったリファンピシンが登場した。このリファンピシンの登場は,これまでの化学療法の限界を打破するきっかけとなった。…

※「エチオナミド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone