エネルギー代謝率(読み)エネルギータイシャリツ

デジタル大辞泉 「エネルギー代謝率」の意味・読み・例文・類語

エネルギー‐たいしゃりつ【エネルギー代謝率】

生体のある運動動作が、基礎代謝の何倍にあたるかを求める数値。運動・作業時のエネルギー消費量算出に用いる。静的運動にはあてはまらない。

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精選版 日本国語大辞典 「エネルギー代謝率」の意味・読み・例文・類語

エネルギー‐たいしゃりつ【エネルギー代謝率】

  1. 〘 名詞 〙 生物体が消費した熱量を、基礎代謝量で割った数。

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栄養・生化学辞典 「エネルギー代謝率」の解説

エネルギー代謝率

 エネルギー所要量などを求めるために,それに大きな影響を与える労作に費やされるエネルギーを示す値.活動時の代謝量/基礎代謝量で示す.

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世界大百科事典(旧版)内のエネルギー代謝率の言及

【運動】より

…とくに一定の姿勢を保持するため頸部,体幹,上下肢の空間的位置関係および運動の時間系列をプログラムする働きがあると考えられている。筋肉大脳皮質【青木 藩】
[運動時におけるエネルギー代謝]
 身体運動で主役を演ずる器官は骨格筋で,骨格筋は運動時そこに種々の化学変化を起こすが,運動が激しいほど消費されるエネルギーも増加するので,運動の強さをこの立場から量的に示すことができるわけで,一般にエネルギー代謝率というものが用いられる。身体は運動とは無関係に,心臓,胃腸の働き,呼吸など生命の維持に必要な器官を働かせるために不断にエネルギーを消費している。…

※「エネルギー代謝率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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