エバースワルデ(読み)えばーすわるで(その他表記)Eberswalde

デジタル大辞泉 「エバースワルデ」の意味・読み・例文・類語

エバースワルデ(Eberswalde)

ドイツ東部、ブランデンブルク州都市。オーデルハーフェル運河につながるフィンノウ運河沿いに位置する。18世紀より金属加工業が始まり、東西ドイツ統一まで工業都市として栄えた。豊かな森林に恵まれ、ショフルハイデコリーン生物圏保護区に指定。1830年に創設された林業・林学の単科大学がある。エーベルスワルデ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「エバースワルデ」の意味・わかりやすい解説

エバースワルデ
えばーすわるで
Eberswalde

ドイツ東部、ブランデンブルク州の都市。1949~90年は旧東ドイツに属し、1970~93年の間はエバースワルデ・フィンノウEberswalde-Finowと称した。ポーランド国境に近く、トルニ・エバースワルデ原流谷の標高15~18メートルの低地にある。人口4万4600(2000)。フィンノウ運河とオーデル・ハーフェル運河建設によって、クレーン鋼管・器具工業がおこった。1830年創立の林業・土地利用研究所の蔵書は貴重なものである。

[佐々木博]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む