ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エピタラミオン」の意味・わかりやすい解説 エピタラミオンepithalamion 祝婚歌。古代ギリシア・ローマの詩の一種。厳密には新婚夫婦の寝室の前で少年少女の合唱隊がうたう歌で,婚礼の宴席でうたうガメリオス gamēliosや新郎新婦を新居まで送る行進歌ヒュメナイオス hymenaiosと区別される。サッフォーやテオクリトスの詩にみられ,ローマのものはカツルスの2編 (第 61,62歌) をはじめ,17編が現存。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by