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オオバウマノスズクサ おおばうまのすずくさ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オオバウマノスズクサ
おおばうまのすずくさ / 大葉馬鈴草
[学]Aristolochia kaempferi Willd.

ウマノスズクサ科のつる性木本。山林中に生え、しばしば樹に絡みつく。葉は互生し、広卵形でときに3裂し、基部は心臓形、質はやや厚く、両面に細毛を密生する。5~6月に葉腋(ようえき)から1個の花が出る。萼筒(がくとう)はJ字状に強く屈曲した特異な筒形で、先は急に筒を展開して浅く3裂している。萼裂片の上面は緑黄色で、褐色の条斑(じょうはん)がみられる。雄しべ、雌しべともに6本である。(さくか)は長さ5センチメートルほどの長楕円(ちょうだえん)形で、6条の稜(りょう)があり、熟すと六つに割れる。関東地方以西の太平洋岸、四国、九州、沖縄、さらに中国に分布する。[菅原 敬]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のオオバウマノスズクサの言及

【ウマノスズクサ(馬の鈴草)】より

…その特異な花形を観賞するために栽植される(アリストロキア)だけでなく,民間薬草としても利用される種が多い。日本には,他に木本性のつるになるオオバウマノスズクサA.kaempferi Willd.や草本性のつる植物のマルバウマノスズクサA.contorta Bungeが分布している。【堀田 満】。…

※「オオバウマノスズクサ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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