コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

オガム文字 オガムもじOgham writing

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オガム文字
オガムもじ
Ogham writing

アイルランド語とピクト族の言語を記すために先史時代に用いられた一種のアルファベット。石に刻んだ碑文がグレートブリテン島とアイルランドから 500あまり出土し,多くは5~6世紀にさかのぼることができる。碑文は短く,人名が多い。アルファベットは,簡単なものでは 20文字から成り,文字の構造から,それぞれ5文字ずつの4グループに分類できる。ほかに,あとでできたらしい5文字がある。簡単な形は,石や木に単純な刻み目をつける方式によっている。ローマ字が輸入されてからも一種の暗号として用いられたが,これは「学者オガム字」 scholastic oghamsと呼ばれる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル大辞泉の解説

オガム‐もじ【オガム文字】

ogham》古代アイルランド語の碑文に用いられた文字。直線と斜線とを組み合わせた母音字5、子音字15からなる。

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

オガムもじ【オガム文字】

アイルランド語最古の文献であるオガム碑文に使われている音素文字。ラテン文字をもとにした一種の秘密文字で、直線のみによって構成される。主として四~六世紀頃に使用。ただし、八~一一世紀のものも少数残存。

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

オガム文字の関連キーワードキルマルケダル教会ラテン文字音素文字

今日のキーワード

俳句甲子園

1998年から松山市で開かれる全国高等学校俳句選手権大会。高校生が5人1組で句の優劣をディベートで競い合う。チームでの勝敗とは別に、個人の最優秀句も選ぶ。今年は過去最多の41都道府県から121校、15...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android