オケルマナイト(その他表記)åkermanite

改訂新版 世界大百科事典 「オケルマナイト」の意味・わかりやすい解説

オケルマナイト
åkermanite

メリライト(黄長石)の一種で,化学組成Ca2MgSi2O7をもち,ゲーレナイトと固溶体を形成する鉱物。正方晶系。短柱または板状結晶。無色,灰緑,褐色のガラス光沢。モース硬度5~6,比重2.944。塩酸によりゼラチン化する。Mgが四配位座を占める珍しいケイ酸塩鉱物で,温度700℃以下,圧力4kbar以下の領域で,モンティセライトとケイ灰石に分解する。天然にはまれで,接触変成岩や広域変成帯の斜長岩中の捕獲岩に産するが,日本では発見されていない。
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