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オッペルト Ernst Oppert

世界大百科事典 第2版の解説

オッペルト【Ernst Oppert】

1832‐?
ドイツの冒険商人。上海を基地に朝鮮に2回(1866)交易を求めて拒否され,3回目(1868)に,大院君の実父である南延君球の墓(忠清南道徳山郡伽耶洞)をあばこうと試みて失敗した。これには,大院君の天主教弾圧に不満を抱く朝鮮人教徒の協力があった。しかし,交易強要の手段として墓をあばくという行為は,朝鮮の朝野に欧米人は人倫を欠いた禽獣であるという観念を深めさせ,大院君政権の鎖国攘夷政策を強めさせる結果となった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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