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オブラヘ obraje

世界大百科事典 第2版の解説

オブラヘ【obraje】

スペイン語で,語義は〈仕事場〉。とくにスペインの新大陸植民地の織物工場を指す。原住民共同体は織物を自給し,スペイン人上層はもっぱら輸入布地を用いたが,両者の間隙,すなわち下層のスペイン人を販路として,16世紀半ばにおもに粗製毛織物の生産がはじまった。本国の植民地製造業抑止策はさして有効でなく,また本国製造業の生産能力も低かったため黙許され,その数は17世紀初頭のメキシコ市で49を数えた。それぞれ労働者数は数十から多くて百数十。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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