オホーツク式土器(読み)オホーツクしきどき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オホーツク式土器
オホーツクしきどき

サハリン島から北海道北部およびオホーツク海沿岸,釧路付近以東の太平洋沿岸地方から千島にかけて分布するオホーツク文化に特徴的な土器。日本の平安時代に出現したと思われるが,終末は鎌倉時代にも下ると考えられる。器形は頸部がすぼまり,胴部が丸い甕形をしている。一般に色は黒い。文様は肩部に施され,刻み目文,線状あるいは波状の貼付文,さらにその上に刻み目をつけたものなどがある。

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精選版 日本国語大辞典の解説

オホーツクしき‐どき【オホーツク式土器】

〘名〙 オホーツク海沿岸の樺太サハリン)南部、北海道北東部、千島にかけて分布し、オホーツク文化を表徴する石器時代土器。

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世界大百科事典内のオホーツク式土器の言及

【オホーツク文化】より

…南サハリンから北海道北東岸,知床・根室半島そして南千島に認められる。この文化を代表する土器は,オホーツク式土器と呼ばれ,地域と時期により詳細な編年ができている。概していえば壺形・甕形の器形に,前半期には刻み目を連続した文様を主にし,後半期では細い粘土紐を貼りつけた文様を主にしている。…

※「オホーツク式土器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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