オランダ船(読み)オランダぶね

精選版 日本国語大辞典 「オランダ船」の意味・読み・例文・類語

オランダ‐ぶね【オランダ船】

〘名〙 江戸時代初期から日本に来航したオランダ貿易船。鎖国以後は長崎で貿易を行なった唯一の西欧船。俗に紅毛船という。オランダせん。
※俳諧・大坂独吟集(1675)下「入くる入くるおらんだ船が 早飛脚武州をさして時津風〈由平〉」
和漢船用集(1766)四「長崎へ入湊の阿蘭陀舟、本国よりすぐに来ることなし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android