コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

オーステンパー オーステンパー austemper

1件 の用語解説(オーステンパーの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オーステンパー
オーステンパー
austemper

ベイナイト組織の鋼を得るための熱処理をいう。炭素鋼をオーステナイト域に加熱し,水または油中に急冷すると鋼材の内部と外部で温度差を生じ,マルテンサイト化に時間差ができるので,焼割れや変形などの危険がある。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のオーステンパーの言及

【相変態】より

…S曲線の形状および位置に影響を及ぼす因子は,添加元素,結晶粒度,オーステナイト化の最高加熱温度などである。S曲線は鋼の焼入れ条件の決定や,オーステンパー,マルクエンチなどの特殊の熱処理のさいに利用される。オーステンパーaustemperingとは鋼をオーステナイト化し,Ar′とAr″の間に急冷して,オーステナイトが変態完了するまでその温度で等温保持してベイナイト変態させる方法で,マルクエンチmarquenchingとは一種の中断焼入れで,Ms点直上の熱浴に焼入れし,試料が均一になるまで等温保持し,その後空冷してマルテンサイト変態を徐々に起こさせる方法である。…

【ベイナイト】より

…前者は比較的軟らかいが靱性(じんせい)に乏しいのに対し,後者はバランスのよい強度と靱性を有する。下部ベイナイトを得る恒温保持処理は,オーステンパーaustemperingと呼ばれ,自動車用鋼などの熱処理として採用されている。鋼(はがね)【柴田 浩司】。…

※「オーステンパー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

オーステンパーの関連キーワード熱処理ベイナイト焼入れ熱処理炉非加熱焼準しアイ・シイ・エス浜松熱処理工業権利確定日熱処理 (heat treatment)

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone