カビマス(読み)かびます(その他表記)Cabimas

日本大百科全書(ニッポニカ) 「カビマス」の意味・わかりやすい解説

カビマス
かびます
Cabimas

南アメリカ北部、ベネズエラ北西部、スリア州北東部の都市。マラカイボ湖の北東岸に位置する。人口21万6600(2003推計)。北西約30キロメートルに同国第二の都市マラカイボがあり、高速道路で結ばれている。湿度が高く暑熱である悪環境のため以前は人口が少なかったが、マラカイボ油田の開発が進むにつれ、石油精製の中心地として重要な地位を占めるようになった。

[山本正三]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カビマス」の意味・わかりやすい解説

カビマス
Cabimas

ベネズエラ北西端部,スリア州北東部の都市。州都マラカイボの南東約 30km,マラカイボ湖北東岸に位置する。アンブロシオ油田の中心地で,南郊製油所がある。マラカイボおよび湖岸の他の産油中心地と道路で結ばれる。人口 19万 7613 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む