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カピタニア(英語表記)capitania

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カピタニア
capitania

1534年ポルトガル王ジョアン3世 (敬虔王) が,本国の経済的負担にならないブラジルの植民地行政制度として設けた領地。特別自治区と訳される。中世的な封建領地制度で,初めはブラジル沿岸地帯を功績ある貴族ら 12人に分封して,土地の使用権と統治権とを世襲的に与え,彼らに自力で開発,防衛にあたらせた。彼らはドナタリオ (受贈者,領主) と呼ばれ,その権限は強大であったが,過酷な自然や先住民 (インディオ) の抵抗,フランス人の脅威が激しく,個人のドナタリオがカピタニアを経営していくのは困難であった。そこでジョアン3世は 48年,すべてのカピタニアを国王の直轄地とし,トメー・デ・ソーザを総督に任命してバイーアに総督府を開いた。

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