ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ソーザ」の意味・わかりやすい解説
ソーザ
Sousa, Luís de
[没]1632.5.5. リスボン
ポルトガルの歴史家。本名 Manoel de Sousa Coutinho。貴族出身。各地を遍歴しセルバンテスや詩人ハイメ・ファルカーンらと知り合った。 1613年以降はドミニコ会修道士としてベンフィカの修道院で生活した。屈指の文章家。主著『修道士バルトロメーウ・ドス・マルティレス』 Vida de Fr. Bartolomeu dos Mártires (1619) ,『サン・ドミンゴスの歴史』 História de S. Domingos (1623,1662,1678) 。
ソーザ
Souza, Washington Luis Pereira de
[没]1957.8.4. サンパウロ
ブラジルの政治家。大統領 (在任 1926~30) 。サンパウロ市長,リオデジャネイロ州知事を経て,1926年大統領に就任。第1次世界大戦終結直後より継続されていた戒厳令を廃し,進歩的政策を実施し,高速道路建設などに努めたが,29年の世界恐慌後の経済混乱を収拾できず,30年にバルガス革命により失脚。
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