カマツカ(植物)(読み)カマツカ

百科事典マイペディア 「カマツカ(植物)」の意味・わかりやすい解説

カマツカ(植物)【カマツカ】

ウシコロシとも。バラ科の落葉低木〜小高木。北海道〜九州東アジア山野にはえる。葉は倒卵形か長楕円形で,縁には細かい鋸歯(きょし)がある。春,径約1cmの白い5弁花が,小枝の先に集まって咲く。果実は卵状球形で,秋,赤熟。材は堅く,鎌の柄やウシ鼻輪にしたことからこの名がある。細工物にする。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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