カルロ・エマヌエレ1世(読み)カルロ・エマヌエレいっせい(英語表記)Carlo Emanuele I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カルロ・エマヌエレ1世」の意味・わかりやすい解説

カルロ・エマヌエレ1世
カルロ・エマヌエレいっせい
Carlo Emanuele I

[生]1562.1.12. ピエモンテ,リボリ
[没]1630.7.26. ピエモンテ,サビリアーノ
サボイア公 (在位 1580~1630) 。エマヌエレ・フィリベルトの子。領土拡大の野心に燃え,1588年サルッツォ侯領の征服に成功するが,引続くフランス王アンリ4世との争いに敗れ,ほこ先をジュネーブに転じるがこれも失敗に終った。次いで 1612年モンフェラート公国の相続権を主張してスペインと長期の戦争を続けるが 17年に敗北した。 27年に今度はスペインの援助を取付けて第2次モンフェラート継承戦争を始めるが,これも 29年フランスに敗北して終った。

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367日誕生日大事典 「カルロ・エマヌエレ1世」の解説

カルロ・エマヌエレ1世

生年月日:1562年1月12日
サボイア公(1580)
1630年没

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