カンリッフ委員会(読み)カンリッフいいんかい(英語表記)Cunliffe Committee

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カンリッフ委員会
カンリッフいいんかい
Cunliffe Committee

1918年1月,第1次世界大戦後のイギリスの通貨体制の再建を検討するために設けられた委員会。正式名は「戦後通貨・外国為替対策委員会」 Committee on Currency and Foreign Exchanges after the Warというが,委員長が W.カンリッフ卿であったことからこの名称で呼ばれた。 19年 12月に最終報告を発表。そのなかで,当時イギリスは実質的には金本位を離脱していたので,金本位制度への復帰を最高の目的として,そのためにデフレーション政策を堅持すべきことを主張した。これによってイギリスは 25年に金本位制度に復帰することになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

はやぶさ2

JAXA(ジャクサ)(宇宙航空研究開発機構)による小惑星探査機、および探査計画の名称。平成17年(2005)に小惑星イトカワに到達しサンプル採取に成功したはやぶさの同型機により、地球近傍小惑星のアポロ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android