カーペンター=キラム協定(読み)カーペンターキラムきょうてい

世界大百科事典 第2版の解説

カーペンターキラムきょうてい【カーペンター=キラム協定】

1915年3月22日にスールー王国の第27代スルタン,ハマルル・キラム2世Jamal‐ul Kiram IIとアメリカのフィリピン群島政府ミンダナオ・スールー管区長カーペンターFrank W.Carpenterとの間で結ばれた覚書協定。キラム2世はこの協定でいっさいの世俗の権力を放棄し,宗教的権威のみを保持することになった。その結果,15世紀中ごろから5世紀近く続いたスールーのスルタン制度,すなわちスールー王国は解体した。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

大学入試センター試験

国立大学の共通第1次学力試験制度は、1979年度に導入された。入学試験を第1次と第2次とに分け、第1次試験は大学入試センターが共通学力試験を実施。第2次試験は各大学がきめ細かな入学者選抜を行うことを目...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android