改訂新版 世界大百科事典 「カール2世」の意味・わかりやすい解説
カール[2世]
Karl Ⅱ, der Kahle
Charles Ⅱ, le Chauve
生没年:823-877
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…840年のルートウィヒ1世の死後,その長子のロタール1世は皇帝位と同時にフランク王国全体に対する最高権を主張して,弟のルートウィヒ2世にはバイエルン1国に甘んずることを,また末弟のカール2世には相続領をアキテーヌ1国に縮小することを強要した。そのうえ彼は,恩貸地の大盤振舞によって,弟たちの家臣の多くを,自分の家臣に加えることに成功した。…
…ルートウィヒ敬虔王Ludwig der Fromme,ルイ敬虔王Louis le Pieuxとも呼ばれる。カール大帝の息子。813年父の生前に皇帝に任ぜられ,翌年父の死とともに唯一の皇帝にしてフランク王となった。…
※「カール2世」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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