アキテーヌ

百科事典マイペディアの解説

アキテーヌ

フランス南西部の地方。アキテーヌ盆地を中心とした歴史的な地名で,範囲は時代によって異なる。現在はドルドーニュ,ジロンド,ランド,ロット・エ・ガロンヌ,ピレネー・ザトランティクの各県をさす。古代ローマ時代のガリアの一地域アクイタニアで,当時はピレネー山脈とガロンヌ川の間の地域をさした。1152年英領となったが,1453年フランスに帰属。このころからギュイエンヌと呼ばれた。農業,家畜の飼育が中心。工業は一般に低調だが,石油,天然ガスを産し,航空機,兵器工業などが発展中。ブドウ酒,カキの養殖,フォアグラトリュフで有名。中心地はボルドー
→関連項目フランス

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世界大百科事典 第2版の解説

アキテーヌ【Aquitaine】

フランス南西部,ガロンヌ川中・下流域(アキテーヌ盆地中・西部)を中心とした地方。その範囲は,時代によってはなはだしく異なるが,今日ではボルドーを主都とするギュイエンヌGuyenneおよびその周辺の諸地方,すなわちオーニスAunis(主都ラ・ロシェル),サントンジュSaintonge(サント),アングーモアAngoumois(アングレーム),ペリゴールPérigord(ペリグー),アジュネAgenais(アジャン),ケルシーQuercy,ガスコーニュGascogneなどを総称して,アキテーヌ地方と呼ぶのが通例である。

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