ガスこんろ(読み)がすこんろ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ガスこんろ
がすこんろ

都市ガスやLPガス(プロパンガス)などを燃料とする調理器具。バーナー五徳、台枠からなり、ブンゼン式バーナーによってガスを燃焼させるものが多い。ブンゼン式バーナーは、空気口から吸い込んだ空気(一次空気)を混合管でガスと混合し、それを炎口から噴出させる方式のことで、燃焼するときには炎の周囲からも空気(二次空気)を取り入れる。ガスこんろのうち、バーナーが1個(一口)のものを卓上こんろ、台枠にバーナーを2~3個並べてテーブル状にしたものを二口または三口のガステーブルという。ガステーブルには、グリル付きのものや、左右のバーナーの熱量を変えて、一方を高カロリーにしてあるものもある。グリルには、バーナーが上部だけについている片面焼きと、上下にバーナーがついている両面焼きがある。点火、消火、空気調節などのぐあい、また、五徳の安定性、グリルの使いやすさ、掃除のしやすさなどを調べて選ぶとよい。
 そのほか、こんろの横に液体ブタンの入った小型のボンベを取付けて使用する簡易ガスこんろがある。普通型と高カロリー型(都市ガス用一口こんろとほぼ同じ熱量)があり、燃料は割高だが、卓上用、野外用、非常時用として普及している。なお指定されている専用のボンベ以外は使用できないが、ボンベの着脱のしやすさもよく確かめて購入するとよい。[正木英子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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