ガストンレビュファ(その他表記)Gaston Rébuffat

20世紀西洋人名事典 「ガストンレビュファ」の解説

ガストン レビュファ
Gaston Rébuffat


1921 - 1985.5.31
フランスアルピニスト
マルセイユ生まれ。
1940年ペルブー北稜第3登、’44年パリベ南壁初登、プトレイのコル東面初登、’45年ベルト針峰北壁ナンブラン・フェース第2登、ダン・デュ・ルカン北壁初登。’47年グランド・ジョラス北壁中央側稜第4登、ラバネル針峰およびママリー針峰冬期初登など20代からアルプスで数多くの初登攀の記録を樹立。また、登山ばかりでなく、著述、映画制作でも世界の第一人となっている。その多くは数ヵ国語に訳されている。代表作「星と嵐」(’54年)は日本のクライマーに強い影響を及ぼし、日本語版にはこのほか「天と地の間に」などがあり、映画としては「星にのばされたザイル」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android