キスカ島(読み)キスカトウ(その他表記)Kiska Island

デジタル大辞泉 「キスカ島」の意味・読み・例文・類語

キスカ‐とう〔‐タウ〕【キスカ島】

Kiska》米国アラスカ州、アリューシャン列島西部のラット諸島にある火山島。第二次大戦の日本連合軍との激戦地

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関連語 スロバキア

精選版 日本国語大辞典 「キスカ島」の意味・読み・例文・類語

キスカ‐とう‥タウ【キスカ島】

  1. ( Kiska ) 米国アラスカ州、アリューシャン列島西部のラット諸島にある火山島。第二次大戦の日本と連合軍との激戦地。

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改訂新版 世界大百科事典 「キスカ島」の意味・わかりやすい解説

キスカ[島]
Kiska Island

アメリカ合衆国アラスカ州南西部,アレウト列島西部のラット諸島最大の島。北緯52°,東経177°にあり,長さ32km,幅3~11km,面積285km2火山性の島でキスカ火山(1218m)があり,東岸にはキスカ湾をもつ。第2次大戦中の1942年日本軍が占領したが,43年8月にアメリカ合衆国,カナダの連合軍により奪回された。少数のアレウト漁民が住むほか経済活動は不振であるが,軍事的には重要である。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「キスカ島」の意味・わかりやすい解説

キスカ島
きすかとう
Kiska

北太平洋アリューシャン列島の西部、ラット諸島の火山島。アメリカ合衆国アラスカ州に属する。長さ約30キロメートル、幅3~10キロメートル。島の北端にキスカ火山(1222メートル)がある。第二次世界大戦中の1942年(昭和17)に日本軍が占領したが、翌年撤退し、アメリカ、カナダの連合軍が奪回した。現在はアメリカ空軍基地と気象観測所があるのみで、一般住民はいない。樹木のない荒涼とした景観を示す。

[鶴見英策]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キスカ島」の意味・わかりやすい解説

キスカ島
キスカとう
Kiska Island

アメリカ合衆国,アラスカ州アリューシャン列島の西部,ラット諸島中の最大の島。島の長さは約 30km,幅3~10km。東岸にキスカ湾があり,北端にキスカ火山 (1220m) がある。第2次世界大戦中の 1942年6月,日本軍が占領したが,翌年8月アメリカ軍の反撃を受け撤退した。

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