キャッスルマン病(読み)キャッスルマンビョウ

デジタル大辞泉 「キャッスルマン病」の意味・読み・例文・類語

キャッスルマン‐びょう〔‐ビヤウ〕【キャッスルマン病】

リンパ節が慢性的に腫大する病気インターロイキン6というサイトカインが過剰に放出され、発熱倦怠感食欲不振・体重減少・発疹などの症状を引き起こす。1956年に米国の病理学者キャッスルマンが初めて報告した。きわめてまれな病気で、日本国内の患者数は1500人程度とされる。
[補説]治療に用いられる分子標的治療薬アクテムラ(一般名トシリズマブ)は国産初の抗体医薬として平成17年(2005)に承認・発売された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む