キャピタシオン(その他表記)capitation

翻訳|capitation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「キャピタシオン」の意味・わかりやすい解説

キャピタシオン
capitation

フランス革命以前の国王直接税。 1695年ファルツ戦争のとき臨時税として創設。 1701年以降通常化した。推定された納税能力に従って身分の別なく 22の等級に分けられ,最高は年に 2000リーブル,最低は1リーブルが課せられた。しかし結局,聖職者,貴族身分,官僚,上層市民はこの割当て金を支払わず,国王タイユを支払う者の付加租税の性格をもった。

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