デジタル大辞泉 「ギマランイス」の意味・読み・例文・類語 ギマランイス(Guimarães) ポルトガル北部の都市。工業が盛ん。初代ポルトガル王アフォンソ1世(アフォンソ=エンリケス)生誕の地であり、「国家発祥の地」と称される。旧市街にはギマランイス城、ブラガンサ公爵館、ノッサ‐セニョーラ‐ダ‐オリベイラ教会をはじめ中世の歴史的建造物が多く、2001年に「ギマランイス歴史地区」として世界遺産(文化遺産)に登録された。ギマラインス。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「ギマランイス」の意味・わかりやすい解説 ギマランイスGuimarães ポルトガル北部沿岸地方,ブラガ県の都市。人口2万2054(1981)。レオン王国統治下,ポルトゥカレ伯爵領の主都。ポルトガル初代の王アフォンソ1世の出生地であることから〈国家発祥の地〉として知られる。ロマネスク様式のギマランイス城(12世紀),ゴシック様式のブラガンサ侯邸(14,15世紀)等歴史的建造物が多い。劇作家G.ビセンテの生地。現在県内ではブラガに次ぐ商工業の中心地である。執筆者:彌永 史郎 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by