ギヨーム・ド・ロリス(その他表記)Guillaume de Lorris

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ギヨーム・ド・ロリス」の意味・わかりやすい解説

ギヨーム・ド・ロリス
Guillaume de Lorris

13世紀のフランスの詩人。アレゴリーの傑作『薔薇物語』 Roman de la Roseの前編 4058行 (1230~40頃) の作者。教会と宮廷に関係していたらしいが,その生涯はほとんど不明。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「ギヨーム・ド・ロリス」の意味・わかりやすい解説

ギヨーム・ド・ロリス

13世紀前半のフランスの詩人。教養に富む社交人として宮廷風文学を身につけ,中世恋愛の理想の文学化に貢献。《薔薇物語》の前半の作者。寓意的人物を登場させ,優雅な宮廷風恋愛談義を展開。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のギヨーム・ド・ロリスの言及

【薔薇物語】より

…フランス中世の韻文物語。作者を異にする前・後編からなり,前半4020行(ルコア版)はギヨーム・ド・ロリスGuillaume de Lorrisによって1237年頃に,後半1万7722行はジャン・ド・マンによって1275‐80年頃に書かれた。物語は作者が見た夢を語るという形をとり,恋の成就(バラを手折ること)と恋愛作法を,抽象的な観念を形象化・擬人化するアレゴリーを用いて描く。…

※「ギヨーム・ド・ロリス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...

衣替えの用語解説を読む