ギルベルトゥスポレタヌス(英語表記)Gilbertus Porretanus

改訂新版 世界大百科事典 の解説

ギルベルトゥス・ポレタヌス
Gilbertus Porretanus
生没年:1076-1154

フランス名はジルベール・ド・ラ・ポレGilbert de la Porrée。初期スコラの神学者,哲学者。ポアティエに生まれ,シャルトルベルナールに学んで,シャルトル学派の代表的人物となる。のちに生地司教となった。アリストテレスの《カテゴリー論》とボエティウスの神学論文の研究で大きな影響を与えた。普遍論争では極端な実念論を排し,抽象による認識を認めたことが注目される。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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