クベリーク

百科事典マイペディアの解説

クベリーク

チェコ生れの指揮者,作曲家。クーベリックともいう。プラハの東ビーホリに生まれ,プラハ音楽院に学ぶ。チェコ・フィルハーモニー管弦楽団などで活躍後,1948年イギリスに亡命。1950年−1953年フルトウェングラーの推薦でシカゴ交響楽団の音楽監督を務め,1955年−1958年コベント・ガーデン王立歌劇場音楽監督。1961年バイエルン放送交響楽団の首席指揮者に就任。ヨッフムのあとを受け,1949年設立と歴史の浅い同楽団をヨーロッパ有数の水準に育て上げ,マーラーヤナーチェク,またK.A.ハルトマンなどの同時代音楽に至る広範なレパートリーに風格ある名演を聴かせた。1965年同楽団と初来日。1984年に指揮活動から引退したが,1990年共産主義政権崩壊直後の祖国に42年ぶりに一時帰国しスメタナの《わが祖国》などを振る。作曲家としてもオペラ,管弦楽曲,室内楽曲など数多くの作品を残した。1966年スイス国籍を取得。父は名バイオリン奏者,作曲家のヤン・クベリーク〔1880-1940〕。→フィルクスニーメトロポリタン歌劇場

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