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クモタケ くもたけ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

クモタケ
くもたけ / 蜘蛛茸
[学]Isaria atypicola Yasuda

不完全菌類、クモタケ目の菌。いわゆる子嚢(しのう)菌類の冬虫夏草(とうちゅうかそう)の仲間であるが、子嚢胞子が発見されていないので、分類学上では不完全菌類に置かれている。宿主はトタテグモで、袋の底にいるクモに寄生する。袋の口から伸び出すキノコは長さ3~5センチメートル、下半は白い円柱状の柄で、太さ3ミリメートルほど、上半の頭部はやや太い棍棒(こんぼう)形で、表面は淡紫色の粉状の胞子(分生胞子)で覆われる。6月から8月にかけて、庭の植木の根元、切り石、塀の地際などでみかけることが多い。日本特産種。[今関六也]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内のクモタケの言及

【トタテグモ】より

…キシノウエトタテグモは九州,本州に広く分布している。穴の深さが4cmほどで,クモタケIsariaに寄生されやすい。これはIsaria菌の子実体の長さが6cm前後なので,深い穴をつくるクモでは子実体が光と外気に触れることができないために穴の浅いキシノウエトタテグモがねらわれるらしい。…

※「クモタケ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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