ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説
クラマース=クローニヒの関係式
クラマース=クローニヒのかんけいしき
Kramers-Kronig relations
ただしPは x=ω では主値をとることを表わす。これは物理的には因果律の結果であり,誘電率だけではなく磁性体の帯磁率,さらには量子力学での散乱振幅に対しても同様な関係が成り立ち,一般に分散公式と呼ばれている。
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