クラントル(英語表記)Krantōr

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クラントル
Krantōr

前4~3世紀頃のギリシアの哲学者。キリキアのソロイに生れる。クセノクラテスポレモンの弟子,アルケシラオスの師でクラテスと親交があった。プラトンの『ティマイオス』の最初の注釈を書く。ホメロスやエウリピデスに傾倒しみずから詩もつくった。キケロの高い評価を受けた『悲しみについて』 Peri penthousは新しい文学のジャンルを開いたといわれる。おもに倫理学的領域で活動し,ストア派によって主張された情念の抑制に対し情念の緩和を主張した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

肉肉しい

肉料理に対する形容の一つ。しっかりした食感や肉汁が溢れるなど、強く「肉っぽさ」を感じさせる料理を表すのに用いられる。2010年代後半に、塊肉や熟成肉、肉バルなど様々な肉料理の流行に伴い、テレビや雑誌な...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android