クロイト(その他表記)Albert C.Kruyt

改訂新版 世界大百科事典 「クロイト」の意味・わかりやすい解説

クロイト
Albert C.Kruyt
生没年:1869-1949

オランダ宣教師で人類学者。宣教師として教育を受け,1891年にインドネシア(当時のオランダ領東インド)のスラウェシに移住し,同島中部ポソ湖畔において約40年にわたる布教活動のかたわら,研究に従事した。彼の研究地域はスマトラにも及び,とくにアニミズムの研究において,〈霊質Ziel stof〉という概念を提唱し,宗教民族学に多大の貢献をした。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 永積

関連語をあわせて調べる

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む