グラフィックディスプレイ装置(読み)グラフィックディスプレイそうち(英語表記)graphic display unit

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

図形表示装置コンピュータの入出力データを視覚的に表示する装置のうち,図形を表示できるもの (→キャラクタディスプレイ装置 ) 。 CRT (陰極線管) 表示装置が一般に用いられ,直径 50cm程度の大きさの CRTの画面を 1024× 1024ないし 4096× 4096の格子状に点の位置を定めて,コンピュータからの出力情報によって点間に電子ビームを走らせて図形を表示する。図形は,すべてコンピュータのソフトウエアによって作成,処理され,表示装置側からソフトウエアに割込みをかけて,図形の変更,消去,書き加え,組合せなどを指示する仕組みになっている。このような人間からコンピュータへの指示は,ライトペンマウス等の操作で行うことができる。これらは,画面上の任意の位置をコンピュータに指示できる。グラフィックディスプレイ装置はコンピュータのソフトウエアの助けをかりて,コンピュータと対話しながら種々の図形を視覚的に描き,これを処理することによって,構造設計,構造物の強度計算,絵画合成,電気回路図の作成など,特に設計分野で広範な利用法がある。

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